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書肆短評

本と映像の短評・思考素材置き場

[告知]アニメクリティークvol.4.5_β「ガールズ&パンツァー総特集(付:4号振り返り)(仮)」の発刊・委託販売について:2016年夏コミ #C90 #anime_critique

掲題の件、COMIC ZIN様にて委託販売開始しました。

http://shop.comiczin.jp/products/list.php?category_id=5829

 

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夏コミ3日目「東ポ15b」(アニメクリティーク刊行会)及び、1日目「西j18a」(M.O.M準備委員会さま)にて、掲題『アニメクリティークvol.4.5_β「ガールズ&パンツァー総特集号」(付:4号振り返り)』を発刊・頒布いたします。

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ついては、下記の通り情報更新しました。適宜リンク先の試し読み文章や、頁画像を参考に、ぜひ当日ご足労くださいましたら幸いです。

 

---------『vol.4.5_β』紹介

 

目次

 

0、 Outline. 戦争と(非)道の美学

戦車戦に何を「みて」いるのか?——ベンヤミン『複製芸術時代の芸術作品』から『ガルパン』へ

 Column.01. 来るべき「わだかまりのない試合」とは何か?—— 『リボンの武者』論 @Nag_Nay

 Column.02. 競技としての戦車道—— 「戦車道にまぐれなし」とスポ根批判 @Nag_Nay

 Column.03. 注解(コンメンタール)戦車戦規則——付:劇場版戦術一覧 @Nag_Nay

 

1、 Theme 1. アニメにおける〈音〉と〈輪郭〉

踏破する音と、開かれた輪郭線——アニメ『ガールズ&パンツァー』論 @tackerx

 Review.01. 西住みほの「戦車」性への共感と、「輪郭線を踏破する音」性への疑念 @yokoline

 Review.02. (無題) @totinohana

  Reply. 二者への応答 @tackerx

 Column.03. 爆音轟く無声映画---付:「極上爆音上映」トークショー @Nag_Nay

 Column.04. 0’00”  音への三つの応じ方---音、無音、騒音 @Nag_Nay

 Column.05. ラップランドの音楽論---Säkkijärven polkka @Nag_Nay

 

2、 Theme 2. 乗りと勢いの国

傷ついたのは誰の体?——延長された身体と、その消失。あるいはバイクに乗れ!バイクに! @SpANK888

 Review.01. すぱんくさんの原稿へのコメント @tackerx

  Reply.01. 輪郭線内外の「傷」 @SpANK888 

 Review.02. (無題) @totinohana

  Reply.02. とっちーさんへの「変身」? @SpANK888

 Column.06. ボコられの系譜——ボコミュージアムから大洗、「フィンランド化」まで @Nag_Nay

 Column.07. 差異、反復、期待——あるいは、デタントに向けた架橋について @nocitponap

 Column.08. なぜ何度も観に行くのか?——迷言「次こそは勝てると思った」  @Nag_Nay

 Column.09. 僕たちは繰り返す、興奮を得るために、その映画を。 @Wataruumino

 

3、 Theme 3. 「KAWAII」のは何か?

ライアン坊やにHeadshotをブチかましたとウワサのあの戦車(コ)がカワイイらしいと評判になっている件 @7kotro

 Column.10. 名前に何の意味があるのか?——集合名詞の二つの用法 @Nag_Nay

 

補、 付属冊子:「戦争と偶像」を振り返る---選挙戦×生前退位

 THE IDOLM@STER』シリーズ、『Wake Up, Girls』 、『艦これ』『GATE』『はいふり』『蒼き鋼のアルペジオ』『スカイガールズ』『ソラノヲト』について

 

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頁イメージ

 

0、 Outline. 戦争と(非)道の美学

 

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(中略)

 

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1、 Theme 1. アニメにおける〈音〉と〈輪郭〉

 

 

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(中略、レビュー、リプライ欄)

 

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(中略、コラム一部紹介)

 

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2、 Theme 2. 乗りと勢いの国

 

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(中略、以下コラム)

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3、 Theme 3. 「KAWAII」のは何か?

 

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(以下中略、コラム)

 

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今号でも寄稿文について論評・読解する相互レビュー・リプライ欄を識者(橡の花さん+ヒグチさん)の意見を取り入れ、前号より洗練させることができました。寄稿文の問題意識や議論の見取り図がよりわかりやすくなる形をとれたと思います。

あとデザインについては、少しだけ頑張りました。戦車ノンブルは全ページ違うため、本文で扱われている「あの場面」を思い出しつつ見開きでお楽しみください。画像はtacker10さん(IV号)、すぱんくさん(CV33)、こうたろうさん(97式中戦車)、橡の花さん頁 大学選抜(カール自走臼砲・自動装填装置付)、ヒグチさん頁 ひまわり中隊(黒森峰VI号Tiger I)
※(中隊は初期段階で再編成されるため)強く意識したわけではなかったのですが、今見てみると、3中隊・1小隊・大学選抜チームが一応揃っていましたね(全くの偶然です)。

今号は、コラムも充実していて計10本。羽海野渉さん、波野淵紺さんにご協力頂き、内容も色々です(詳細は目次ほか告知にて)。挿絵も画像のような感じでコンカツ氏と久瀬さんにご協力頂きました。

本文内容についてはまた追って告知しますが、おおまかなアニメクリティーク新号ガルパン総特集号、形式的なところでの特徴は以上のような感じです。夏コミ1日目にM.O.M発行準備委員会様(西j18b)、夏コミ3日目「東ポ15b」弊サークルにてお待ちしております。(既刊も出るはず)

 

 

---------以下、寄稿募集時(2015年時)情報

 

1、企画趣旨

劇場版アニメのBlu-rayの発刊に合わせ、『ガールズ&パンツァー』の振り返り総特集号を発刊いたします。

※ なお、本誌では『vol.4.0 戦争とアイドル/境界線上の〈身体〉 特集』の別綴にしていた当日配布ペーパーの続きを書いたものを、付録として採録します。取扱作品は、『THE IDOLM@STER』シリーズ、『Wake Up, Girls』 に加えて、『艦これ』『GATE』『はいふり』『蒼き鋼のアルペジオ』『スカイガールズ』『ソラノヲト』あたりを加えたものとなります。

 

2、寄稿募集要項

(1)募集原稿:

  TVアニメガールズ&パンツァー』及び劇場版ガールズ&パンツァー』についての評論

 ※vol.4.0の続刊という趣旨もあるため、vol.4.0の趣旨を引き継ぎ、各作品を論じたものも推奨→

nag-nay.hatenablog.com

 

(2)装丁・発刊時期:

 オフセット印刷、A5、60頁程度で企画しています。
 発刊時期は、2016年夏のコミックマーケットC90を想定しています。
 

(3)募集原稿様式

a. 文字数:
 ①論評・批評 : 3000字程度から15000字程度まで。
 ②作品紹介・コラム:500字程度から2000字程度まで。

b. 形式
 .txt または .doc

c. 締め切り
 第一稿:7/10
 (※ 個別に連絡いただけましたら延長することは可能です)
 (※ その後、何度か原稿の校正上のやり取りをさせていただけましたら幸いです。)
 最終稿:7月下旬

d. 送り先
 anime_critique@yahoo.co.jp
 ※ 参加可能性がありましたら、あらかじめご連絡いただけましたら幸いです。その際、書きたい作品、テーマ、内容についてお知らせくださると、なお助かります。
 ※ 原稿内容について、編集とのやりとりが発生することにつき、ご了承ください。


(4)進呈

寄稿いただいた方には、新刊本誌を進呈(※ 進呈冊数は2を予定)させていただきます。

 

 

3、付録(立川極上爆音上映のトークイベント記録)

 

 

先日のガルパン音響陣、岩浪(音響監督)、小山(音響効果)、山口(録音調整)らによるトークショー@立川シネマシティのメモと雑感。過去分のtogetterでのまとめもあったのですが更新はされてないっぽいので、手元のメモをとりあえずおこす形で。

 

冒頭から「こう三人で並ぶとSHIROBAKOぽくてやだね」から始まった、ガルパン音響チームによるトークショー。
極上爆音上映でおなじみ、立川シネマツーAスタジオの音響設備を用いたカール自走臼砲音で笑いをとった後、「(スターウォーズを抑えての)ガルパンの動員数勝利」、「平日朝からの圧倒的客入り」、「SW公開から1週間でのAスタジオ取り戻し劇」などなど他劇場では起こりそうにない事態を導いたスタジオ設計や音響へのこだわりについての話などなどがざっくばらんに展開された感じ。


1、遠山企画室長から極上爆音についての説明

最初はスタジオ設計について。
・シネマツーのリアルサウンドシステムについて:映画館ではなくレコーディングスタジオでの音を届ける趣旨。スタジオ、という呼称の意味はここにあるとのこと。
・スピーカーはMedia Soundの音楽用スピーカーを使用。スピーカーの配置も特徴的で、スクリーン横に配置してある。スクリーン裏に配置しないことでクリアな音を実現している。
・スタジオ設計も特徴的で、壁の傾き(× 反響)を入れたり、天井吸音システム(× 壁吸音)を導入したりと、稀有な方式を採用。

・また(素人の劇場バイトさんでも操作可能な単純なものではなく)わざわざ操作が面倒な音響調整卓を入れているというこだわり。

 → ...といったこれら諸々を活かすことで、『This Is It』での音響上映から『極上爆音ゴジラ』『マッドマックス』での極上爆音上演へとつながった。実際今年は『マッドマックス』で新規サブウーファーを導入。音響スタッフそのものが来てくれる稀有な機会をもらっている(『鉄男』『フラッシュバックメモリーズ』『進撃の巨人』etc.)、とのこと。

 ちなみにここらへんの経緯はつい先日のリアルサウンド記事や、ちょっとまえのアスキー記事にもあったところ。

 


2、岩浪音響監督からスピーカー・ウーファーとかの説明

・センター、左右、ウーファーとカーブドスクリーンの構成。「音にうるさいオーディオおじさんのシアタールーム」を大きくした感じとの概括。
・フローティングも特徴的。遮音と響きに注力した「箱の中に箱というスタジオ」なんだけど、(通常のスタジオでさえ数億かかるから)いくらかかったんだろうね、と笑い。


3、各種実演と色々

(1)実演1:カール自走臼砲音の音・実演(最初はセンタースピーカーのみ、次いで +サラウンドスピーカー、さらに +ウーファー、最後にウーファーのみの音)。
 小山さんからの補足で、アタックを出すためにセンター(センターに高い音だけを入れる)を使い、リアにきしみ音を中心に置いて、左右(LR)は空気の破裂音を入れてるとの説明。
 参考にしたのは(TV版)『プライベートライアン』か(劇場版)『マッドマックス』かとの挿話あり。

(2)実演2:(戦車ごとの戦車内反響音の違いを反映した)アンビエンスについても実演。
 くぐもった反響音をプラスすることで、狭くて硬いところでの会話であるということを感じさせることができれば成功。

(3)実演3:さらに(無線の音などの特殊効果を入れる)フィルターについて。
 無線については、周波数の真ん中を切り出して(フィルター)、ひずみを追加するというもの。

(4)実演4:これまでのまとめ。「この戦いに意味があるとは思えない」以降の継続高校活躍シーンを例に。
①セリフのみ:(物語上のシークエンスを出発させるときの)大きめの音声への変更など調節
②音楽のみ:カンテレ音とカンテレ残響
③背景のみ:戦車内音・アイドリング音・エンジン音、爆発音、破裂音
④以上の3つのあわせ
 必要音を強調しつつ、不要音を「小山さん一人で」カットすることが重要との指摘あり(例えば、まほの犬が「ハッ、ハッ」といってる音は当然カット(捨象)する。趣旨はまほのなんとも言えない表情に視聴者の目を集めたいから)。
 不要音を捨象できない例としていくつかのハリウッド作品があるかも。仕上げの時間が取れない製作スタイル・多人数製作の問題の現れか。

 

などなど。
最後は『アンツィオ戦』『TVシリーズ』もシネマシティでやりたいね、との話で了。

 

当日メモは以上。雑感はまた今度追記します。