書肆短評

本と映像の短評・思考素材置き場

2016/01/29 ガラこわ 生コメンタリーの様子(なんとなくver.)

『ガラスの花と壊す世界』、2016/01/29(Fri)生オーディオコメンタリー(コメンタリー担当:石原P(ポニーキャニオン)、加藤P(A-1)、石浜監督、横山音楽担当)の様子をなんとなくメモ起こししてみました。

 

 


#冒頭 A.D.21c 日本-多摩地区

ピアノ曲難易度はかなり調整
背景キレイめに-望遠なのに尻アップ-
シリアスシーンの音楽の難しさ
爆発エフェクト止めはデータ世界で起こってるんだよ、と言う描写


#第二階層 戦闘①

背景ぼかしと遠近の無効果(背景の人におこられた)
フラクタル=スケール感が出せない難しさ
アンチウィルスプログラムの競合(デッドロック)を活かした描写
カントクさんの絵は健康的な感じなんだけど、今見てみるとかなりきわどい
芝生や家がどんどん成長=創造されていく感じ
ドロシーのカットのきわどさ(股や脇など)


#第一階層 家-三鷹喫茶店-ビル屋上

空間の音響効果の特殊性-切れ目なく続く音
大きさがない世界の象徴としてのフラクタル
うxいるすのわかりやすい禍々しさ-色彩(黒-白-赤)
喫茶店の会話は監督の演出シーン(配置間違えて怒られた?)
髪なびきシーンのこだわり


#家-Backup Data旅行 感情獲得

鼻歌の演出(録音?)の難しさ
リモに母親っぽい感じを出したかった感
デュアルの感情獲得(?)
とはいえピアノシーンにおける苦しみのわからなさ-戸惑い(涙なし)のギャップ
目が光る描写:検索エンジン
ドロシーのアクション入れは意図的、ドロシーの照れ獲得
キャラソン①の挿入(声優さんがうまいので作曲的に助かった)
シリアスシーンの突然の挿入、自然描写への移行(人間でいえば5年くらいの経験?)
キャラソン②の挿入(デュアルなので浮くように歌ってほしいという要望)
女子会感


#ドロシー回想-第二階層戦闘②

武器-ペンの意味
アンチウィルスプログラムの競合(デッドロック)描写②
空間の硬さ-足音

#家 リモ覚醒
謎解き音楽-フェーズ
リモおでこのマークはマアープレゼン画面と一緒
衣装の変化はupdateごとに大きくは3つ(6種類)(「夜」は一回しか訪れてない)
覚醒の音楽(実は結構難しい)
処理速度の限界をこえたものの、viosのおかげでなんとかなった形


#第0階層 戦闘③

カントクさんの元々の絵っぽい世界
プログラムmotherの暴走
最後の人間の居場所はコロニー(炎色の特殊性でわかる?)
最後の攻撃(階層破壊)は偶然のウィルス攻撃(リモじゃないよ)
第0階層の大きさは不明、やや小さい?
デュアルとvios(=スミレ)の邂逅シーン
アンチウィルスプログラムの競合(デッドロック)の解除描写(額を打ち合わせるシーン)


#リモ消滅

強制フォーマット描写としての身体の融解
ヒューリスティックエンジンとしてのデュアル-ドロシーの設定明かし
3匹の鶴、3人のつながり(+3世代の関係回復も?)
ドロシー、涙の獲得
motherモードとリモ、両方をつなぐ関係の明示
リモのデータの浮遊
「これが夢見るってことなんだね」


#エンドロール 黒

主題歌のintroようやく登場
キャラクター名義ではない主題歌の意味(人間への?成長を感じさせるもの)
大人の事情+やっぱ音だけで背景ない方がいいよね


#質疑

Q.) 花を返すシーン、すみれのback−upからとったもの?
A.) そう。おばあちゃんのデータと知らず、とってしまったし、その出会いのために本編があった。

Q.) リモーネ、スミレ、ダイアナの三人が最後一緒だったわけだが、それは修復とみていいのか。
A.) そう。かみ合わなかった関係の修復とみてよい。

 

...

と、ここまで来て追記しようとしたら、他の人がとても詳しいものをあげていたことに気づいたので(どうやってこれを一度で聞き取れたのかというレベルの精密さです。)、こちらを合わせて参照いただければ、正確性はより高まるものと思います。