書肆短評

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寄稿募集「アニクリvol.8.0 終わりを「旅」する少女/宝石の国++」号 #bunfree #C94

さて、弊誌アニメクリティークでは、上記vol. 7.0の続刊となる、『vol.8.0 終わり(margin / no man's land)を旅する少女/「宝石の国++」号』を作成します。

前号vol.7.0号とvol.7.5_β号と関連した続刊として編んでいきますので、何卒どうぞよろしくお願いいたします。

 

nag-nay.hatenablog.com

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1、検討・寄稿募集作品例:

 

Cosy Catastrophe」を中心に、広義の「旅」概念に関連した諸作品。

 

 ex. 「心地よい破滅」「ポストアポカリプス」アニメ

少女終末旅行

宝石の国

BLAME!

メイドインアビス

終末のイゼッタ

終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?

けものフレンズ

planetarian

シドニアの騎士

人類は衰退しました

がっこうぐらし!

新世界より

ソラノヲト

灰羽連盟

ヨコハマ買い出し紀行

TEXHNOLYZE

 

 ex. 2017-2018 「旅」アニメ

少女終末旅行

宝石の国

ゆるキャン△

宇宙よりも遠い場所

メイドインアビス

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

ハクメイとミコチ

ポプテピピック

キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series 

魔法使いの嫁

ヤマノススメ

プリンセス・プリンシパル

さよならの朝に約束の花をかざろう

夜は短し歩けよ乙女

夜明け告げるルーのうた

 

 

etc etc.. 

 


2、寄稿募集要項


(1)装丁・発刊時期:

 オフセット印刷、A5、100頁程度で企画しています。
 発刊時期は、2018年5月の文フリ(5月7日)を想定しています。
 是非お気軽に参加ください。

 

(2)募集原稿様式

a. 文字数:
 ①論評・批評 : 2000字程度から15000字程度まで。
 ②作品紹介・コラム:300字程度から1500字程度まで。

b. 形式
 .txt または .doc

c. 締め切り
 第一稿:2018/4/8(日)
 (※ 個別に連絡いただけましたら延長することは可能です)
 (※ その後、何度か校正上のやり取りをさせていただけましたら幸いです。)
 最終稿:2018/4/25(水)

d. 送り先
 anime_critique@yahoo.co.jp
 ※ 参加可能性がありましたら、あらかじめご連絡いただけましたら幸いです。その際、書きたい作品、テーマ、内容についてお知らせくださると、なお助かります。
 ※ 原稿内容について、編集とのやりとりが発生することにつき、ご了承ください。

(3)進呈

寄稿いただいた方には、新刊本誌を進呈(※ 進呈冊数は2を予定)させていただきます。

 


3、企画趣旨

 

 

企画趣旨に先立ち、とりあえず、以下、TVtrope "Cosy Catastrophe"記事(※ Creative Commonsライセンス)全訳。

 

"It's the end of the world as we know it, and I feel fine."
R.E.M., "It's The End Of The World As We Know It (And I Feel Fine)"

 

 「心地よい破滅」とは Brian Aldiss による造語である。「心地よい破滅」の筋書きにおいて、(読者には慣れっこの)いわゆる「世界の終焉」が到来したそのとき、物語の主人公たちはこの破滅した世界を心地よく受け入れる。
 もちろん、感染爆発や地球外生命体のほか核戦争のせいで一掃されてしまった有象無象の犠牲者たちには、誠にお生憎さまなことである。しかし、安全に済んだ、そしてごく普通の(通常)疚しさとは無縁の主人公たちにとって、「心地よい破滅」はまさしくチャンスなのだ。何しろそこでは仕事をしなくてよい。罪悪感を感じることなく高価な車を盗んでもよい。5つ星ホテルに忍び込んで寝たっていい。自分の周りで世界が崩壊していく様を横目に、束の間の寛ぎを得られる。そんな又とないチャンスなのだ。
 おそらくのところ往年と比較すれば、物事は大してよくはないだろう。とはいえ全体としては、主人公たちの人生は十分に楽しく過ごせるものであるろう。とりわけ、あなたが犬を連れていた場合には。

 

 もしかすると、主人公たちは道中よりあつまり、一緒に組んで、慎ましやかだけれどもそこそこ暮らしていける(継ぎ接ぎの)前-技術社会を作り直すかもしれない。
 もしかすると、主人公たちのジェンダーが複数で構成されている場合、種を再生する義務を感じたりなどするかもしれない(にっこり)。
 反対に、もしかすると、主人公たちは早晩、静かに、尊厳をたずさえ、人類の絶滅を受け入れることを学ぶかもしれない。
 しかしいずれにしても、この世界の終焉は、いわゆる(絶望に彩られた)「世界の終わり」ではないのだ。

 

 「心地よい破滅」ということで、穏やかな理想郷 Arcadia を期待してもらっても構わない。「心地よい破滅」には等しく、既存の何かを汚すこともなければ、新たに何かを作り出すこともないのだから。

 

 なお、いわゆる「ゾンビもの」がメディアでこんなに人気なのは、おそらくこの「心地よい破滅」の比喩に起因しているのではないか?と記す人も数多い。「ゾンビもの」の筋書きにおいては、あなたは肉に飢えたグールの餌食として事切れる可能性が圧倒的に高いわけだが、(「心地よい破滅」と同様に)少なくとも現代社会の生活が押し付けてくる圧力と責任に直面する必要は一掃されるのだから。

 

 「心地よい破滅」は、人生で抱え込むすべての圧力を落とすことまでは望んではいないが、望むことをやりたいとは思うような「現実逃避癖 Escapism」の高次の形態かもしれない。
 あるいは、「心地よい破滅」を、終末もの After the End やスカベンジャー(ゴミあさり)ワールド Scavenger World と比較してもらいたい。一般的に「心地よい破滅」は、終末後の物資確保 Apocalyptic Logistics と連動している。その他、破滅後の民主主義 Disaster Democracy や失うものがない不安 Angst? What Angst? もあわせて参照せよ。

 

©️ tvtropes "Cosy Catastorophe"

http://tvtropes.org/pmwiki/pmwiki.php/Main/CosyCatastrophe

 

(underconstruction)