書肆短評

本と映像の短評・思考素材置き場

politics

12/14 國分功一郎×東浩紀「来るべき民主主義」講 #genroncafe

1、民主主義論とは---選挙か、行政統制か? (1) 「不断の介入」:行政に対する不断の働きかけ=介入装置とは?ドゥルーズ哲学との関係は? ・東『存在論的、郵便的』『一般意志2.0』との緊密の関係 ・国分著『ドゥルーズの哲学原理』:Story性が強いが、そこ…

12/7 東浩紀『存在論的、郵便的』を読む 講義 #genroncafe

1、概観 ・東のこれまでの仕事:存在論的郵便的、動物化するポストモダン、福島第一原発観光地化計画。 ・問題:ゼロ年代思想の対象が、アニメ、アイドルに収斂した。しかし、ゼロ年代の思想というのは、本来は、このようなサブカル論、ではない。そのため…

11/22 東浩紀・千葉雅也 「関係しすぎない関係を巡って」 #genroncafe

今回は実況をしていたので、自分のtweetから切り貼り。 --- (冒頭):千葉・東の出会いについて。 千葉:QFについての会で存在論的郵便的についての反響を受けた。 東:その後、『思想地図』で原稿依頼。哲学論文でもファッション論でもない「変わった」テ…

9/21 生貝直人「誰がインターネットを統治するのか―「ised情報社会の倫理と設計」が現代の法制度にもたらす意味―」 #genroncafe

生貝直人「誰がインターネットを統治するのか―「ised情報社会の倫理と設計」が現代の法制度にもたらす意味―」 #genroncafe 1、総論:誰が統治するのか ①トップダウン:立法行政司法 vs. ボトムアップ:市場企業個人 パターナリズムとリバタリアニズムの中間…

8/19 東 「『一般意志2.0』とその後」第七回 メモ #genroncafe

8/19 東 「『一般意志2.0』とその後」第七回 メモ #genroncafe 0、前談:福島第一原発観光地化計画について 【 (1) 観光地化計画の現状:都心との関連】 【 (2) 福島へのおそれ(忌避)強化ではなく、福島支援に向かう方向へ:知的生産の軸を】 【 (3) コン…

8/3 脱構築研究会「ポール・ド・マンと脱構築」 発表メモ(未了) #脱構築研究会

0、冒頭 デリダ没後10年(鵜飼:デリダ哲学の不在) (宮崎) 「脱構築されるべきものを構築する。脱構築それ自体の脱構築」 「署名できないものの名、そのもの」 (鵜飼) 「plus d'une langue(ひとつならずの言語/もはやひとつの言語はない)」 1、発…

7/26 東 「『一般意志2.0』とその後」第六回 メモ(了) #genroncafe

0、目次 1、政治状況(政界再編の一旦の終焉)について 【 (1) 政界再編の終焉による影響】 【 (2) ネット選挙と熟議の困難の現れ】 【 (3) 熟議vs.リアルタイム動員(ソーシャル・ネット)】 2、民主主義=一般意志、を統御する「決定」の役割 【 (4) 民…

7/26 東 「『一般意志2.0』とその後」第六回 メモ(※途中まで) #genroncafe

完了版→ http://nag-nay.hatenablog.com/entry/2013/07/26/211221

東 「一般意志2.0』とその後」第五回 メモ #genroncafe

東 「一般意志2.0』とその後」第五回 メモ #genroncafe 目次 1、前回の復習: 2、概観 【 (1)政治的決定とは何か?: 構造としての「基盤」→「決定」→…】 【 (2) 主体と意志との関係:「意志」の基盤となる「主体」の位置】 【 (3) ドストエフスキー『カラ…

「 チェルノブイリの現在、福島の未来」 宮台-東対談 メモ #genroncafe

「 チェルノブイリの現在、福島の未来」 宮台-東対談 メモ #genroncafe (全体の概観) 1、観光地化についての概観 【 (1) 事故の忘却曲線に抗う必要性】 【 (2) 事故という多面体】 2、情報=チャンス=コミュニケーションの継続の必要 【 (1) テクノロジー…

4/25 鈴木健「戦慄系宣言」講演 質疑メモ

まとめ忘れていた4/25鈴木健先生、『なめらかな社会とその敵』の発売に併せた講演会のメモが発掘されたので、とりあえず…。(Q5は事後に質問した事項) Q1.) 『なめらかな社会とその敵』の作成経緯(19:40-) ・13年前、PICSYモデルは(シャワー中に)急に…

5/29 藤村龍至講義 「建築2.0 建築からアーキテクチャへ」メモ取り #genroncafe

【Section1:①芸術の建築か、②工学の建築か?】 ---日本:社会的な事件が起こると建築家の役割が分岐していく 1、1920年代:関東大震災後: ①分離派vs.②構造派 2、1960年代:巨大建築論争: ①アトリエ(建築家)派 (東京海上ビル:レンガ:配慮ある建築…

5/24 東 一般意志講義 第4回 #genroncafe

1、前期と後期のデリダが違う ・東浩紀=「声」を信用しない=脱構築「言葉の解釈はどうにでもなる」 ・1980以降倫理的展開以降のデリダ=「言葉の向こう側に真実がある」「法は脱構築可能(計算可能)である、正義(証言)は脱構築不可能(計算不可能)で…